花野子の珈琲ができるまで

花野子の珈琲ができるまで

花野子が出来るまでの物語 その6

なんとか場所が決まり、次は店舗改装。
清一はかねてから、サラリーマン時代にお付き合いのあった㈱フォルムの若杉社長のセンスと腕に惚れていた。 自分がお店をやるなら、店舗は絶対にこの人と心に決めていた。
実際お願いに行くと、とても忙しく、時間がなかなかとれない。が引き受けてくださった。
わざわざ、東京カフェバッハまで同行願い、なるべくバッハと同じようにと依頼した。  
10月中旬店舗改装がいよいよ始まった。

フォルムさんに任せている間に、こちらは、椅子・テーブル・カップ・置物等、買い物に忙しい日々となった。
壁に飾る額は、店を持つなどなにも考えていなかったサラリーマン時代に、かの子と蓼科へ遊びに行った時に、ホテルのロビーで『米倉健史キルトアート展』を開催していて、一目でそのなんとも言えない優しくて温かい、キルトアートに魅せられていた。
お店をやるとなった時、まずあの絵を飾ろうと思っていた。

季節はもう秋から冬に変わっていた・・・・

つづく・・・